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札幌国際大学女子硬式野球部が単独チームで大会出場!~社長のブログ

監督の阿南浩司さんと知り合ってから、
もうかれこれ10年にもなるだろうか。
 
当時から、いつも冷静な感じでスマートで、
話の内容も面白く、とても憧れる存在だった。
 
札幌国際大学がスポビズカフェという取り組みをして、
スポーツビジネスについての講演依頼をいただき、
まったくのド素人ながら登壇させてくれた時、
たくさん相談に乗ってくれたのは阿南先生だった。
 
 
札幌国際大学に女子硬式野球部が創部される
というニュースを知った時にすぐに連絡を取り合った。
 
元々野球選手だった阿南監督。
野球に対する熱意がぐんぐん伝わってきて、
話を聞いているだけで楽しかったし、
 
冷静な姿勢の中に、
内なる炎が燃え盛っていたように思った。
 
 
 
大学に女子硬式野球部が出来るのは
北海道では初めてのこと。
未踏の地への挑戦だ。
 
だけど私としては、
高校では女子硬式野球部は新陽高校と駒大苫小牧高校があるから
女子硬式野球部に所属していた子たちはみんな
札幌国際大学で野球を続けるのではないかと思っていた。
 
初年度から20人くらい入部するのではないかと。
 
 
全国的にも男子の野球人口は減少傾向にあるが、
実は女子野球人口は分母こそ小さいものの増加傾向にある。
 
女子でも野球をしたい。
野球を楽しみたい。
そう思っている人が多いのだと思っていた。
 
 
だけど、初年度は6人。
単独チームを作ることは出来なかった。
 
大学生になったら、部活に勤しむよりも、
普通の女子大生になりたい。
そう思っていた子も少なからずいたことだと思う。
 
 
道外の選手にも声掛けし、
実際に北海道まで来てくれた選手もいたので、
阿南監督としては、相当なプレッシャーがあったと思う。
 
 
単独チームを作ることは出来なかったけども、
選手たちはくさることなく練習に励み、
自己を高めてきた。
 
 
阿南監督も熱心に練習に参加しながら
選手たちにコーチングもしながら
そして2期生への声掛けもしながら、
たくさんの苦労を重ねてきたに違いない。
 
 
そんなチームがついに
2期生を迎えたことで単独チームを作ることができた。
 
 
12人の少数精鋭のチームのため、
一人で2つも3つもポジションを兼任しなければならない。
 
貴重な経験だ。
 
 
こうして一からチームを作り上げる経験というのは、
したくても簡単にできるものではない。
 
 
この札幌国際大学女子硬式野球部の選手たちは
フロンティアスピリットでチームを強くしていく。
そして自己をさらに強くしていくのだと思う。
 
 
これからついに、大会が始まる。
自分たちだからこそ出来る野球を、
心の底から楽しんでほしい。
 
そして、このチーム環境は、
どれだけたくさんの課題を乗り越えて
実現してきたことなのか。
 
そんな経験をかみしめながら、
サイコーに幸せな気分で戦ってほしい。
 
 
 
このチームを作るにあたり、
阿南監督からユニフォームのご相談をいただいた。
 
見てわかる通り、
女性の繊細さと優雅さと強さを兼ね備えた
素敵なユニフォームだ。
 
 
このユニフォームと、
チームウェアを作成するにあたり、
何度も打ち合わせをした。
 
何度も何度も。
 
 
間違いなく、今までの私の営業経験の中で、
最も多く打ち合わせを重ねたチームだ。
 
阿南監督の思いを出来る限り叶えたくて
使ったことのなかったイラストレーターにもチャレンジし
チームウェアのデザインの微調整を行いながら
打ち合わせを重ねてきた。
 
 
全然うまく使えなくて、
たくさんご迷惑をかけてきたと思う。
 
 
それでも根気強く、阿南監督も待ってくれた。
 
出来上がったチームウェア、スパイクは
どれも素敵なものばかりだ。
 
 
私としても、とてつもなく思い入れの強いチームとなった。
 
そんなチームがついに
単独チームで活躍してくれるんだ。
 
 
うれしくてしょうがない。
 
このチームのメンバーの中でも、
毎月のように、買い物に来てくれる選手がいる。
 
次に会えるのは、この大会の後だろうか?
彼女たちの報告を楽しみに待とうと思う。