昨日とは違う、もう一つの野球専門店へ

台湾での展示会に出展中の合間を縫って、昨日に続き、現地の野球専門店を訪問しました。
昨日は「高級路線」が際立つお店でしたが、今回は「アットホームさ」が魅力のショップへ。
お店の名前は、その名も 「野球魂」。
Googleマップの評価が4.7という驚異的なお店です。
https://maps.app.goo.gl/xbwburAYaQKywyYo9
その秘密は何なのか?期待に胸弾ませながらお店のオーナーにアポイントを取り、向かいました。
台湾大学(台湾の東大にあたる名門大学)のすぐ近くにあるこのお店。
一歩足を踏み入れると、どこか懐かしい雰囲気。古めかしい陳列、年季の入った店構え。
“昔ながら”の空気を感じる場所でした。
フレンドリーさが圧倒的!接客に学ぶこと

しかし、何よりも驚かされたのは「圧倒的なフレンドリーさ」でした。
初めて会った私たちに対しても、とても親しみやすく、笑顔で接してくれる。
気取らない、心から野球が好きな人たちの集まりという感じで、
「もしこんなお店がうちの近くにできたら…うちは負けてしまうかもしれない」とさえ感じたほどです。
お店の古さや整理整頓の状態よりも、
「そこにいる人の人柄でお客様がモノを買う」
そんな空間がありました。
お客様が「また来たくなる理由」は、品揃えや価格だけじゃない。
“人との距離感”が、何より大切だと改めて実感しました。
私たちも、「相談したくなる運動具店」というコーポレートメッセージを表示しています。
私たちのお店においても、とても参考になるお店でした。
台湾の野球事情と「少年用グラブ」への期待
野球魂さんから聞いたお話の中で、特に印象的だったのは台湾の少年野球事情。
台湾では、野球専門店で 少年用のアイテム(バットやグラブ)の品揃えが非常に少ないそうです。
そのため、保護者や選手たちは日本の楽天市場などを使って、少年用用品を取り寄せているとのこと。
それを聞いて、
「グラブハウスの少年用モデルやおすすめ商品があれば、ぜひ紹介してほしい」
という声もいただきました。
台湾の選手やご家庭が日本の品質を信頼してくれているという事実は、本当にありがたいことです。
台湾は日本以上に少子高齢化が進んでいる国。
にもかかわらず、少年野球人気が高い、というのは嬉しいことでした。
SNSが繋いでくれたご縁

ちょうどその時、お店に来ていたお客様が、
「え!グラブハウス知ってる!!!」
と、話しかけてくれました!これには本当に驚きました。
野球魂のオーナーとも一緒になって、楽しくグラブの話をしました。
その方はとても喜んでくださり、
「来年、北海道に旅行に行く予定があるので、必ずスポーツショップ古内に行きます!」
と、嬉しいお言葉までいただきました。
こうして「商品を通じて人がつながる」経験が出来たこと、そして、海を渡っても私たちのことを知ってくれている人がいる、ということにはとても感動しました。
明日も“ご縁”が待っている予感
初日に出会ったお客様のひとりが、「プロ野球チームのマネージャーを連れてくるよ」と言ってくださっていて、
どうやら3日目にはそれが現実になるかもしれません。
どんな展開が待っているかはわかりませんが、こうして少しずつ広がっていく“つながり”を、これからも大切にしていきたいと思います。
まとめ:人の心が“お店”をつくる
今回訪問した2つの野球専門店は、それぞれに良さがありました。
「高級路線」と「アットホーム路線」
まったく違うスタイルですが、共通していたのは、
“お客様との距離感”を大切にしていることです。
ぜひスタッフみんなで台湾に行き、この2つのお店を一緒に視察したいと思っています。
その経験は、きっと私たちの“接客力”をより豊かにしてくれると思っています。





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