
先日、札幌市南区の軟式野球部の合同練習会を開催しました。今回は、元ヤクルトスワローズ選手の小森さんと牧谷さんをゲストに迎え、基本の基本を徹底的に教えていただきました。
基本の重要性
「基本」と一言で言っても、なぜそのフォームなのか、なぜその動きをするのかを理解するだけで、その後の取り組み方や姿勢がガラリと変わるものです。実際、この日の選手たちはみるみるうちに上達していきました。
ベースランニングのポイント

ベースランニングでは、ベースのどこを踏むかでスピードが変わることを体感してもらい、なぜその場所を踏むのかを丁寧に解説しながら実際に走ってもらいました。繰り返しの練習の中でコツをつかみ、子どもたちが自信を持って走り抜ける姿がとても印象的でした。

指導に携わってくださった先生方も、選手たちの成長ぶりに満足していただきました。練習後にお店に顔を出してくれた子どもたちからは「今日はすごくいい練習ができて感動しました」と嬉しい言葉も。企画して本当に良かったと感じます。
今回は4チーム合同での練習でしたが、それでも参加者は30人弱。部活動の地域移行や多様な選択肢の増加によって部活離れが進んでいる現状は、仕方がない部分もあるのかもしれません。

それでも先日、ある海外の方から「日本が小さな国なのにオリンピックで金メダルを量産できるのは、“部活”というカルチャーがあるからだと思うよ!」とリスペクトを込めた言葉をいただきました。確かに部活文化の存在が、日本のスポーツの底力を支えているのだと改めて実感しました。
この練習会を定期的に行うことで、 部活動が盛り上がり 「部活も楽しいよ。一緒にやろうよ」 と誘い合うような光景が増えたらいいなと思いました。





コメント