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「専門性の深さと多様性の価値:野球専門店としての私の視点」

視点が違えば、見える景色も違う

子どもにも大人にも、得意・不得意があるように、「好き・嫌い」もまた一人ひとり異なります。そして同じ「国語が得意」な子どもでも、詩が得意な子、古文が得意、俳句が得意な子など、多様に細分化されていますね。

私の仕事である「商売」も同じです。

私は「商売」という大きな科目の中で、「スポーツショップ経営」を選びました。さらにその中でも「野球専門店」という道を選びました。


私の選んだ「専門性」とその理由

野球の専門店をやっているにもかかわらず、実は私は野球を極めてきたわけではありません。
幼少期はサッカー少年で、サッカー選手を夢見ていたほどです。

ただ、私はサッカーだけでなく、スキー、スノーボード、バレー、ハンドボール、アメフト、そしてボクシングや水泳まで、さまざまなスポーツを経験してきました。
さらに書道や茶道、音楽といった文化活動にも触れてきました。

そのなかで感じたのは、スポーツにも文化にもそれぞれ違う価値観とルールがあるということ。
人によって「大事にしていること」や「頑張り方」も違います。
だからこそ私は、自然と人の気持ちを想像すること、尊重することが得意になっていったのかもしれません。

そして、私にはもう2つ、得意なことがあります。

ひとつは、人が思いつかないようなことを考えつく創造力
「こうしたら面白いんじゃないか」「もっと伝わる方法があるんじゃないか」と常識にとらわれずに考えることが得意です。

もうひとつは、人の気持ちを傷つけない言葉選び
どんな状況でも、相手の心を守る言葉、前向きになれる言い方を探すことを心がけています。

これらの「得意」が、私の専門性の土台になっています。

私はプレーヤーではありません。
でも、商売人として「どうすれば道具の価値が伝わるか」「どうすれば子どもたちが前向きになれるか」を日々考え、接しています。

野球を専門にやってきた方とはまた違う角度から、私はこの仕事に取り組んでいます。
これが、私の選んだ“専門性”のかたちです。


専門性の中にある多様性を尊重する

例えば、グラブ一つをとっても、私が注目するのは「どのプレーヤーにどのグラブが最も合うか」という点です。ポジションやレベルに合わせた提案はもちろんですが、それ以上に「その子がなにを感じているか」「どうなりたいと思っているか」を見ています。

だからこそ、グラブはただの道具ではなく「成長のパートナー」として捉えています。

そして私自身、元々野球プレーヤーではなかったからこそ、お客様に「専門用語を使わない」説明を心がけたり、「見た目」「色合い」「触感」といった五感を大切にした接客をしています。

これは、野球専門店に必要な視点が「プレーヤー視点」だけではないことを意味しています。


あなたの「専門」も、唯一無二の価値です

あなたが今取り組んでいることも、もしかしたら誰かとは違うやり方かもしれません。でも、それが「あなたならではの専門性」になる可能性があります。

私も、野球をやってこなかったからこそ、他の誰とも違う野球専門店になれました。

「自分には何ができるか」「何が得意か」を突き詰めた結果、他の誰とも違う価値を届けられるようになる。だからこそ、あなたもあなたの場所で、専門性を育てていってください。


挑戦するときに、聴くべき声とは?

世の中には、いろいろな意見があります。
あなたが何か新しいことに挑戦しようとしたとき、きっと「やめたほうがいいよ」とか「無理に決まってるよ」といった言葉が聞こえてくるでしょう。

でも、思い出してください。
人にはそれぞれ得意なことが違い、興味が違い、役割が違うのです。

それは、あなたとその人が「違う景色を見ている」からに他なりません。

ですから、すべての言葉を鵜呑みにする必要はありません。
あなたが描いている夢やビジョンに、その人が寄り添っているかどうか。
その人が、あなたと同じように挑戦を経験しているかどうか。
それを見極めることが、とても大切なのです。


【最後に伝えたいこと】

私自身、野球を専門的にやってきたわけではありません。
でも、スポーツショップ古内という場所を通じて、「子どもたちの成長を応援する」という挑戦を続けてきました。

その中で多くの方から学び、時には迷いながらも、一歩ずつ前に進んでくることができました。

だから私は、あなたにも伝えたいのです。

挑戦しようとするあなたを、否定する言葉ばかりに耳を傾けないでください。
それよりも、自分と同じような想いを持ち、先にその道を歩いている人の声に耳を傾けてください。
きっとそこには、成功のヒントと、困難を乗り越えるための知恵が詰まっています。

あなたの挑戦を、私は応援しています。
そして、スポーツショップ古内が、そんな挑戦を語れる場所でありたいと思っています。

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