「グラブを選ぶコツ6選」
こんにちは!
いつもコラムをお読みくださいましてありがとうございます!
今回は、
「グラブを選ぶコツ6選」
と題してコラムを書いていきますね!
さて、あなたはグラブを選ぶとき、何を基準にして選びますか?
ポジション?
メーカー?
デザイン?
型?
革の質?
硬さ?柔らかさ?
直感?
接客?
アフターフォローがあるかどうか?
人それぞれ、選ぶ基準は違います。
ただ、是非とも知っていただきたいのは
「グラブ選びは出会い」
だということです。
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グラブ選びは出会い
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グラブって、メーカーによってデザインが違ったり、
革の質がわずかに違ったり、型が違ったり、様々ですよね。
それと同じように、あなたの手も
周りの友達よりもちょっとだけ大きかったり
指の長さが違ったり、
指の太さが違ったり、
関節の位置が違ったり、
指の曲がる角度が違ったり
様々だと思いませんか?
グラブは一つ一つが違う
そしてあなたの手も一人一人が違う
その違ったもの同士が
「ピタッ!!」
とはまる瞬間があります。
そのグラブに出会うには
「選び方のコツ」があるんです。
では、そのコツというのはどんなものがあるのか?
代表的なものをご紹介していきますね!
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1、デザインで選ぶ
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これは、多くの人が好んでいる選び方ではないでしょうか?
「これ、かっこいい!!!」と思ったら、やはりそれを使いたくなりますよね。
そのグラブを持って、グラウンドに立っている姿を思い浮かべるわけです。
お気に入りのデザインのグラブを手にして、自分のセンスとプレイで観客や仲間を、そしてライバルすらも魅了する。
そんなイメージをもとに選ぶグラブは、きっとあなたのテンションを常に上げ続けてくれることと思います!
当店にある品物だと
ミズノやアイピーセレクトやアシックス、ゼットなんかを選ぶ人が多いように思います。
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2、メーカーで選ぶ
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メーカーで選ぶ人というのは、1つは「大手メーカーの完全なる安心感」をもとに選んでいるか、
もしくは「誰も持っていないようなちょっと通な品物」を選びたがっているか、
そんなところかと思います。
安心感を持ったグラブであれば、
「このグラブさえ持っていれば、俺はきっといいプレイができる!」
とイメージできるでしょうし、
通なグラブであれば
「俺がこのグラブを使って活躍して、このグラブメーカーを育てるんだ」
といった感じにイメージして使っているかもしれません。
いずれにせよ、メーカーで選ぶというのも、
「マイブランド」「俺のブランド」を持ったような感覚で、
気分は高揚することと思います。
そんな選び方もいいですよね。
有名どころだと、やはりミズノ、アシックス、ゼット、エスエスケイ
通好みだと、アイピーセレクト、てっぺん、佐藤グラブ工房、シュアプレイ、ザナックスといったところでしょうか
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3、形で選ぶ
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形で選ぶというのは、先程の2点とはちょっと違って、
「あなたの手と一体化する分身選び」
に近いかもしれません。
あなたの手の形や大きさ、厚み、関節の位置、手癖で選ぶ形となりますので、
よりあなたのグラブが素手でプレイしているかのような感覚で使えるグラブを選ぶことになります。
この場合は、メーカーやデザインよりも、
「使いやすいかどうか、捕りやすいかどうかだろ」
という考えの人にうってつけの選び方になると思います。
これは…
人それぞれ手の形が違いますから、メーカーの例示品は特に挙げられませんね。
ただ、特徴がわかりやすいメーカーを挙げるとするならば
当店でいうとアイピーセレクト、てっぺん、ディークエストの中学生用、佐藤グラブ工房あたりでしょうか
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4、プレイスタイルで選ぶ
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あなたががっちり捕球したいタイプなのか
それとも素早く持ち替えたいタイプなのか
これだけでもプレイスタイルには大きな違いがあります。
先程の「形で選ぶ」という方は、自分の手に合うグラブ探し
こちらの「プレイスタイルで選ぶ」という方は捕球イメージに合わせたグラブ選び
という感じですね。
あなたが目指すプレイに、導いてくれる仲間を探すといったグラブ選びになります。
これは各メーカー、そのプレイスタイルに合わせた型を出していますから、しっかりその商品の情報をゲットしていれば選べるかと思います。
例えばゼットなら、
源田選手モデルは速いプレイもがっちりキャッチも両方使えるようにする、というタイプ
今宮選手モデルはどちらかというと深くがっちりキャッチのタイプ
といった感じです。
キャッチャーミットなんかでは、要(カナメ)は超浅い&硬いです。
カッチカチです。素早く持ち替えたい人が好む感じです。
まだ他にも使い道はあるでしょうけどね!
それぞれのメーカーで、そうしたプレイスタイルごとの形を作ったりしていますから、
お店で確認するのもいいかもしれませんね!
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5、革で選ぶ
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これは通ですよ〜(笑)
メーカーでもなく、デザインでもなく、使い勝手でもなく、
プレイをサポートしてくれるアイテムという考えでもなく、
生き物である革を自分で育成していきたい、という人。
グラブは新品状態だと、実はまだ完成品ではないんですよね。
そこからどのように自分の形に仕上げていくか、というのは大事な観点なのですが、
革が好きという人は、革の質の違いによって
完成形のグラブがどんな手触りで、どんな仕上がりになるのかを想像するのが楽しみなのでしょう。
1年後、2年後の楽しみを買う、という感じでしょうか。
育てている過程を楽しむ。
まさに通な人の選び方です。
ドナイヤを選ぶ人なんかはこういう人が多いですね。
ミズノプロは素上げ調、グローバルエリートはしっかりなめしていてツルツルした革
スラッガーは完全に素上げ
アイピーセレクトのキップレザー仕様はツルツル。そして柔らかな感触があります。
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6、店員さんに相談する
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正直なところ、私としてはこちらが最もおすすめな方法でもあります。
自分自身のことをよく知っている人って、実はあんまりいないんですよね。
10人中9人は自分のことをよく知らない。
手の可動する角度や形なども、おそらくほとんどの人が意識したことのないところだと思います。
私たちは何人ものお客様の手とグラブをマッチングしてきました。
それぞれのグラブの特徴もしっかり勉強して把握しています。
インターネット上にある情報よりも、
実際に自分で経験してきた知識をもとにお話ししますので、
おそらくかなり信用度は高いと思います。
きっとあなたも事前にインターネットやSNSからグラブ情報をゲットしたり、
またはチームメイトなどから勉強したことがあると思うんですね。
でもインターネット上の情報というものは、
ほとんどが、グラブを解体したことのない人の情報であったり、
あなたの手のことを知らない人から出ている情報なんです。
たとえその情報が、
グラブの情報としては正確であったとしても、
あなたの手の情報は正確ではありません。
お店の方にしっかり相談することができたなら、
上記5点をしっかり網羅した状態で、なおかつ
あなたとグラブの特徴をマッチングした状態で紹介できるんです。
まるでマッチングアプリです。
グラブとあなたの婚活をしているようなものなんです。
自分の世界に浸ってグラブを選ぶのもとても楽しいものです。
自分のことをよく自問自答して、自分の体を観察した人なら、
自分で得た情報でグラブを選んでも大きな失敗は少ないかと思います。
でももしもそういったことに自信がない、
または、
僕ってこういう手だと思うけど、どう思いますか?
と、自分の考えに確信を持ちたい。
そんな思いがある方はどうぞ、野球専門店で店員さんに相談してみてください。
きっといい出会いが待っていますよ。
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今回のコラムはいかがでしたか?
他にも、価格で選ぶ、などもあると思います。
ただ、価格は最後の決め手になるかなぁ、というくらいで、価格から先に選び始めると、なかなか「これだ!」というものに出会えないというのはどうしてもあります。
なので、グラブ選びのコツの中には、「価格」は入れていませんでした。
しかしもしも、グラブにお金がかかりすぎて、一番大切な「野球をする」という、スタートにすら立ちにくい!と感じる方がいらっしゃったなら、
そんな時は、安く購入できる、当店のオリジナル品「グラブハウス」をご検討なされてはいかがでしょうか?
硬式用ですが、5万円以上の価格が相場であるところ、グラブハウスの定番品なら39600円で購入できるような品物です。(フルオーダーは46200円)
そして小学生〜中学生のサイズなら硬式フルオーダーで29700円です。(軟式はございません)
もちろん、型出しなども行い、手にピッタリ合うように仕上げもいたします。
色々な選び方があっていいと思います。
やはり最終的には、
「野球を楽しむ」
ということが大切ですからね。
今回も、最後までお読みくださいまして、ありがとうございました!