2024年春のセンバツ甲子園大会から、高校野球にて使用が義務付けられる新基準硬式金属バット。
ミズノからは、長年多くのプレイヤーに愛用され、ベストセラーとなっているお馴染みの「VKONG」に、新登場の「GxP」「IxC」を加えた3シリーズが発売された。
その中でも、VKONGシリーズは、打感と操作性の両立を実現した、バランスの良い仕上がりとなっている。
また、VKONGシリーズには「VKONG02」と「VKONG GS」の2種が用意されているが、本日取り上げる02は、ヘッドキャップ部に深めの窪みがあり、ヘッドがフラットなGSに比べると操作性が高く、バットコントロールを重視した造りだ。
(逆にGSは振り抜き感があり、打球音が高く響く)
新基準の発表からわずか1年弱でこのバットが発売されているが、ミズノは以前からアメリカ市場でBBCOR0.5(アメリカの金属バット反発力基準)に対応したバットを開発・販売していたため、そこで培われたノウハウを転用することにより、短期間で高いクオリティの製品を送り出すことに成功したという。
旧規格から続く「らしさ」を損なわず、かつ時代の移り変わりへの対応もカバーしている
VKONG02。
これから硬式金属バットを使い始めるプレイヤーはもちろん、旧VKONG02から移行するプレイヤーに対しても、自信をもっておすすめできる。
なお、VKONGシリーズは、従来のものと新基準対応のものがほぼ同一の外観であり、かつ市場には従来品が特価で流通しているケースが見られる。購入の際は、必ず「新基準対応品」であることを確認していただきたい。
参考文献:
高校野球のバットが変わる?!