夢や目標を“実行”に変えるとき――SMIでの学びと祖母からの教え

先日、福岡で開催された「SMIクライアント大会2025」で講演をさせていただく機会をいただきました。光栄にも、2週連続で講演依頼をいただく中の一つで、今回は4月に行なったアメリカでのスピーチの凱旋講演という形でもあり、個人的にも非常に思い入れのある時間になりました。
当日は、SMIの理念をすでに学び、実践している方々、さらにはそれを広めている販売者の方々まで含め、総勢140名が会場に集まってくださり、非常に熱心に耳を傾けてくださいました。
夢や目標を掲げても、一歩踏み出せない人へ
講演を聞いてくださった方々から、特に多くいただいた声があります。
「夢や目標は持っている。でも、最初の一歩が踏み出せない。その背中を押してくれるような内容だった」
これは、まさに私がこのスピーチで伝えたかったことでもありました。
私自身、小さな頃に「スポーツショップ古内をでっかくする」と夢を描き、そこに向かって進んできました。途中、大きな挫折もありましたし、自分の力不足に落ち込むこともありました。それでも、そのたびに祖母の言葉を思い出し、どうにか頑張ってきました。
「SMIと私」――アメリカでのスピーチの内容
福岡の講演は、4月にアメリカで行われたSMI世界大会でのスピーチを再構成したものでした。
テーマは「SMIと私」。
私はSMIに出会う前から、実はSMIの理念に近いことを祖母から教わってきていました。「克弥には無限の力がある。親孝行するんだよ。立派な人間になるんだよ」と、いつも信じてくれていた祖母の言葉。それが、私の中に自己肯定感の土台をつくってくれたのだと思います。
SMIでは「成長こそが成功である」と教えていますが、祖母の教えもまさに同じでした。だから私は、SMIの学びをより深く実践することができたのだと思います。
小さな実行の積み重ねが、周囲の人を動かす
私の話を聞いた方の中には、「自分も動いてみようと思った」と言ってくださる方がいました。その中で、実際に講演後には新たなご依頼もいただきました。
小さな実行の積み重ねが、こうして人と人との縁をつなぎ、また新しい挑戦へとつながっていく――それを私自身が体験させてもらっています。
夢を見せるのではなく、夢に向かう姿を見せたい
私は、スポーツショップ古内を経営する中で「青少年の健全な育成に寄与する」という理念を掲げています。そして、理念は掲げるだけでは意味がなく、実践して初めて価値があると考えています。
だからこそ、私は自分の夢に向かう姿、挑戦を続ける姿を子どもたちにも見せたいと思っています。大人が本気で目標に向かって努力している姿を見せることで、「挑戦するって当たり前なんだ」と、自然に思ってもらえる環境を作りたいのです。
私の話が、誰かの背中をそっと押すきっかけになるなら、こんなにうれしいことはありません。
貴重な機会をいただき、心より感謝いたします。

帰りの飛行機では私の営業の師匠とも言える覚張社長とたまたま隣の席となりました。
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