本日は少年野球南区6年生大会に
お邪魔させていただきました。
紅葉広がる真駒内五輪球場で
10度を下回る気温の中、
元気な子供達の声が聞こえてきます。
天気も良く、野球日和となりました。
卒団する前に、
こうして必ず6年生が出る大会というのは
とてもいい取り組みだと思います。
僕自身、
少年時代はサッカーをしていたけれど、
「絶対勝つ!」と臨んだ試合も
楽しいことは楽しいけど、
一番楽しかったのは、6年生大会だった。
6年生大会で、
ともに最後まで頑張ってきた仲間と
「純粋にその競技を楽しむ」
ことだった。
上手なやつを「あいつは上手だ」と感じ、
下手くそだけど最後まで頑張ってきたやつを
「あいつはめげずに最後までやってきて
根性がある」と感じ、
全員を尊重しながらそのゲーム自体を楽しむ。
一度もスタメンになれなかった友達にも積極的にパスを回して、
奇跡のプレイが出たり見事ゴールをとった時は、
敵味方関係なく全員が喜んだ。
ただただ、楽しかった。
でも、
いつもそれだとただの遊びになるかもしれない。
だから「最後の舞台が6年生大会」
ということに大きな価値があるのかもしれない。
思い返してみれば、
みんな「思い出」が欲しくて
スポーツしているような気がする。
(少年時代から健康を考えてスポーツしている
という人はあまりいないと思う(笑))
その思い出をより強く鮮明に残したいのは、
いつも試合に出られるような
運動神経のいい人たちばかりじゃない。
ベンチに入れなかった子達も
心の底から望んでいるものだ。
6年生大会は、
これまで頑張ってきた、
全ての子供たちに
平等に授けられた機会。
今日という日を、
何年経っても思い出してしまうような
特別な1日にしてほしい。
いつも同窓会の時に出てきてしまう
話題の一つになる日になって欲しい。