こんにちは!
いつもコラムをお読みくださいましてありがとうございます!
この度は、日本プロ野球界を代表する内野手
源田選手と今宮選手のお二人の使うグラブの違いについて解説いたします。
どちらもとっても守備の上手な選手です。
そしてどちらも「ゼット」というメーカーのグラブを使っています。
同じグラブを使っていて、同じように守備がうまい。
というわけではなく、
二人は同じメーカーではあるけども
全然違う形のグラブを使っていて、それでいて守備がうまいんです。
「ゼットのグラブだからいい」
というわけではなくて、どれだけ自分のプレイスタイルに合わせているのかどうかがカギとなります。
それぞれ見ていきましょうね!
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源田選手のグラブ
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西武ライオンズでショートを守る源田壮亮選手
4年連続でゴールデングラブ賞を獲得することになりました。
ゼットの内野手用グラブが大人気になったのは、彼のおかげといっても言い過ぎではないでしょう。
源田モデルのグラブに手を入れた感じは、こんなふうに手をぐわっと開いたような状態となります。
グラブの型は「ハサミ型」と言われる形となります。
人差し指は伸ばしたまま、親指と中指、薬指で挟むように使います。
がっちり捕球する場合にはウェブ下のポケットで
素早いプレイをする場合には薬指側に当てて
二通りの使い方が出来るグラブとなります。
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今宮選手のグラブ
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ソフトバンクでショートを守る今宮健太選手
2012年~2017年まで5年連続でゴールデングラブ賞を獲得していました。
2020年からケガが続いており、出場機会が少なくなってしまいましたが、それでも2021年は守備率が9割8分9厘というとても高い成績を残しました。
今宮モデルのグラブに手を入れた感じは、こんなふうに手を丸めたような状態となります。
グラブの型は「タテ型」と言われる形となります。
親指と、薬指、小指で挟むように使います。
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どちらのグラブがいいの?
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さて、よく
「どっちのグラブがいいんですか?」
と聞かれることもございます。
答えは
「どちらもよい」
となります!
が、
前提として、
「自分のプレイスタイルや手癖がどのようになっているのか」
ということを自分自身で認識していることが大切になります。
手を開いた状態で使いたい
ハサミ型が使いやすい
そんな人は「源田モデル」が合うかもしれませんし
がっちりつかみたい
深く使いたい
そんな人は「今宮モデル」が合うかもしれません。
参考になればいいのですが、
当店にご来店になるお客様で手がまだ大きくない方は
「今宮モデル」を選ぶことが多いように思います。
最近はがっちり捕球したいという方が増えていますので、そういう方にとっては今宮選手が使っているグラブの形が自分に合うのでしょうね!
自分の指がどのように曲がるのか
関節の位置はどこなのか
グラブに手をはめるとき、目をつぶって感触を確かめてみてください。
きっと、もっとグラブ選びが楽しくなりますよ!
ただただメーカーやデザイン、話題性でグラブを選ぶのではなくて、
グラブに手を入れたときの「自分自身との対話」で選ぶということも試してみてくださいね!
もしその対話が苦手でよくわからないな、と思われた方がいらしたら
そんな時こそ私たちのような
「相談できる専門店の店員」の出番です。
しっかりヒアリングをしまして、
あなたに合いそうなグラブをマッチングさせていただきますよ!
今年もあと少し、
冬休みですこし時間が出来たなら、
是非ともスポーツショップ古内にお越しくださいね。
21種類のメーカー
200個以上のグラブが、あなたを待っています。
今回も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!!
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今回のコラムはいかがでしたか?
源田選手、今宮選手、どちらも日本プロ野球が誇る名ショートです。
私がゼットで働いていた頃は、古田選手をはじめとして、キャッチャーのイメージがとても強かったのですが、
今や内野手での知名度が一気に高まり、
ゼット人気がすごいことになりました。
古巣であり、現在でも大変お世話になっているゼット。
さらに、私が勤務していたグラブ工場にいた先輩たちが作ったグラブが、このように高評価を受けていることが、なんだか嬉しくなります。
もちろん、他のメーカーもいいものをたくさん作っています。
ゼットに限らず、日本のメーカーって本当に作りも綺麗だしこだわりを感じます。
あなたのこだわりとマッチするこだわりを持ったメーカーと出会えるといいですね。
2021年最後のコラムとなるかと思います。
今年もたくさんお読みくださいまして、どうもありがとうございます!!