「KONNO(コンノ)」
なかなか聞きなれないメーカーかもしれない。
それもそのはず、ここは札幌市の隣、喜茂別町に拠点を構える、知る人ぞ知るバット工房だ。
製造を手がける職人は、かつて社会人硬式クラブチームで全国制覇も経験した元選手。
2000年代前半、チームの資金不足解消の一助とするため、札幌市内のビルの地下室でバットの自作を始めたというニュースがメディアで取り上げられたことを覚えている方もいらっしゃるのではないだろうか。
KONNOはその流れを継承し、喜茂別にて製作しているバットメーカーである。
そんなKONNOの売りは「誰もが手の届くオーダーメイド」。
職人と対話を重ね、自身にフィットする一本を仕上げてもらう流れは、通常であればプロにのみ許された特権だ。
一般顧客向けのカスタムオーダーは、そういったプロモデル、または定番品をベースに、長さ、重量、グリップ形状などを微調整する程度になる。
しかし、KONNOでは、誰であっても自分のイメージに合ったバットのオーダーが可能である。
要求スペックを伝えられると、職人がそれに適した原材料を選び出し、丁寧に削り上げていく。
そうして出来上がったのは、他の誰のものでもない、まさしく「あなたモデル」の一本だ。
軟式用も対応可能であるため、「ちょっと木製を使ってみたいけど、どうせならこだわりたい」軟式ユーザーにとっても、比較的手を出しやすい。
自分に合ったバットが見つからず悩んでいるプレイヤーは、ぜひ一度「メイドイン喜茂別」を試してみてはいかがだろうか。
※写真は軟式用のものです。硬式用はBFJマークがつきます。
※価格については、店頭スタッフまたはショップ公式LINE、お電話にてお問い合わせください。