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北海道素材の木製バットの可能性

北海道素材の木製バットの人気がスゴイ・・・

現在、高校野球では新基準バットと言われる低反発系のバットに変わっていますが、そのルールは大学の準硬式野球でも適用されるようになりました。

BBCOR.50というアメリカの基準に寄せたバットで、木製バットと同じ反発力のものということになります。

しかし、「新基準バット」や「低反発バット」という言葉はこれから先はなくなるかもしれません。

もう基準は完全に変わっていて、元に戻ることはありませんし、その低反発性能が当たり前となるので、来年や再来年には普通に「金属バット」とか、その他の新しい名称で呼んでいるかもしれませんね。

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金属バットと木製バットの比較
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低反発バットへの移行とともに、木製バットの人気が高まっています。

高校野球の場合、金属バットでは、ルール上900g以上ないと使用することができません。

これ、何故だか知っていますか?

高校野球の金属バットが900g以上でなければならない理由は、主に安全性と耐久性のためです。

安全性:900g未満のバットは折れやすくなり、折れた場合に危険な状況が生じる可能性があります。

耐久性:900g以上の重量があることで、バットの寿命が延び、経済的な負担を軽減できます。

木製バットとの類似性:金属バットは木製バットの代用品であり、900g以上の重量規定は木製バットに近い性能を維持するためです。

打球速度の抑制:2001年に900g以下の金属バットの使用が禁止されたのは、打球速度を下げるためでした。

このルールが適用されてから、さらに今回は「新基準」となります。

新基準のバットでは、
1)最大直径を64mm未満に細くし、
2)打球部の厚さを増やすことで、
3)反発を抑えつつ900gの重量を維持しています。

これにより、選手の安全性を確保しながら、より木製バットに近い性能を実現しています。

【低反発金属バットの特徴】
①木製バットの反発性能に近くしている
②900g以上の重量が必要
③新基準バットは33,000円~39,600円(今までのバットは25000円程度)
④金型に入れて作成するので、個体差が少ない
⑤芯を外しても、そこそこ飛んで行ってくれる&折れない

【木製バットの特徴】

①柔らかな木製バットでしなりを利用出来たり、硬いバットでガツンと打つことが出来る
②900g未満でも使用できる(プロでも860gを使用したりもしている)ため、軽い分スイングスピードが上がりやすい
③価格は10,000円~30,000円
④グリップエンドや重量バランスなど、自由性がとても高く、カラーオーダーも可能
⑤芯を外すと飛距離が出ない&折れる

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木製バットの人気が高まる
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最近、当店でも木製バットを購入に来られるお客様が急増しています。

上記の比較から見たところでも、プレイヤーとしてのメリットは、

①スイングスピードを速く出来る
②選択肢が豊富
③安い

ということが挙げられるのと、木製ならではの打ち応えや楽しさがあるためかと思います。

自分にマッチした重量バランスやグリップエンドの計上、しなり具合など、探し当てるのは楽しい瞬間なのかもしれませんね。

実はスポーツショップ古内でも、どうしてこんなに木製バットを品揃えしているのかというと、私自身が木製バットで試し打ちをしたときに

「木製バットで打つのって楽しい!!!!」

と思ったからでした。

その時はまだ新基準バットルールにはなっていませんでしたが、それにも関わらず木製バットの魅力に心奪われ、品揃えをするようになったんです。

木製バットの魅力は天然材。ということも挙げられますね。

私は革製品も木製品も大好きです。

そうした天然の魅力。個体差はあるけども、そこがまたいい。と思っています。

芯で打てた時の感触と芯を外した時の感触が大きく違いますので、

「あ、うまく打てた」「くっそー、うまく打てなかった!」

ということもわかりやすいと思います。

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木製バットに北海道の素材を採用!!
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北海道ダケカンバという素材を使った木製バットが急増しています。

北海道ダケカンバは、どのような木なのかといいますと

耐久性:寿命が長く、巨木に成長する特性がある。

環境適応力:高い環境適応能力を持ち、樹形を自在に変えることができる。

成長速度:陽樹であるため、光合成速度が大きく、成長が早い。

用途:家具材、内装材、指物の材料

しかし、虫の食害痕が現れやすく、成長すると幹の中心部が濃い褐色になるため、大半がチップとして利用されます。

特徴的な樹皮:樹皮が薄く紙のようにはがれやすい特性があり、「草紙樺(そうしかんば)」という別名もあります。

分布:北海道全域に生育し、特に東部太平洋岸の海岸段丘では夏でも低温で霧がかかる条件下でよく発達します。

樹高:通常10〜30メートル、大きいものは30メートルにも達します。

北海道ダケカンバは、その独特の特性と適応力から、北海道の厳しい気候条件下でも生育する貴重な木材資源として知られています。

シラカバなどと同じ、「カバ」の種類となります。

そのうち、シラカバもバットとして使えたらいいですよね!

ちなみに、「カバ」は、「バーチ」と呼ばれます。

メイプル、バーチ、アッシュ

といった種類があり、

バーチはしなりがあること、軽いこと、が特徴になります。

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ダケカンバの評価
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ダケカンバを使用したバットは、軽量でありながら高い強度を持ち、打感もいい、と評判です。

スポーツショップ古内がメインスポンサーをさせていただいた、2024年8月に開催の「リーガサマーキャンプ2024 in北海道」では、52人の選手が25本のダケカンバ製バットを使用し、10日間で折れたのはたったの1本だけでした。

選手たちからは「しなやかでなめらかな打球が飛ばせる」と高評価を得ることが出来ています。

このバットの特徴は、軽量でありながら硬さも兼ね備えている点です。

ダケカンバは木材自体が軽いため、打球部を太くしつつも軽いバットを製作できるとのこと。また、北海道大学の加藤博之准教授も「強度はメープル材とほぼ一緒」と太鼓判を押しています。

さらに、ダケカンバは折れにくく、安全性の面でも優れており、学生野球での使用にも適しています。

折れにくいうえに、価格もメイプルに比べて安いです。

経済的な面からしても、嬉しい素材ですね!

日本ではバット材の99%を輸入に頼っていましたが、国産のこのようなバットが普及すると、日本製がさらに注目を浴びるかもしれません!

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ダケカンバを使用したバット一覧
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当店で取り扱いのあるKONNOのバットは、ダケカンバを使用してバットを作成することが出来ます。

が、なんとなんと、この木材が急激に人気が出てしまったために、2025年2月の時点で、材料がなくてオーダーをストップしている状態となっております。

海外メーカーで最も有名なローリングス。

彼らも北海道のこの素材に注目し、一部の木製バットに採用をしています。

元日ハムの田中賢介選手も、この素材を使っていたようです。

ゼットもこの素材に注目し、国内メーカーでは最も速く採用をし始めました。

北海道は自然に恵まれていますし、寒冷地であるため木のしまりが良く、良質なバットを作ることが出来ます。そこにいち早く注目し、生産を始めました。

北海道の素材が使われるって、なんか嬉しいですよね!

是非ともこのバットが主流になり、日本国内だけではなく、海外でも活躍してもらいたいですね!

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グラブハウス拡張工事中
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【お知らせ】

現在、当店をリニューアルしているところでございます。

硬式グラブをメインで展示しているグラブハウスを1.5倍程度の大きさにします。

そのため、現在は少しの間、工事作業を並行しながら営業しておりますので、少しだけご不便をおかけします。

何卒ご了承ください。

硬式グラブを中心に品揃えしているグラブハウス。

木製バットも多数展示しておりました。

2月20日頃にある程度工事が完了しますので、今までよりもさらに広い空間でグラブやバットをゆっくりながめながらお買い物できると思います。

壁紙も貼りました。

かなりいい雰囲気になりそうです!

楽しみに待っていてくださいね!


今回のブログはいかがでしたか?

木製バットで練習する子も非常に増えています。

高校生だけではなく、中学硬式をやっている子も。

そして小学生までも!!!!!

小学生で木製バットでホームランかっとばしたら、めちゃくちゃかっこいいだろうなぁって思います。

なんかその日はヒーローになりそうじゃないですか?

ビヨンドで打つホームランもいいけども、ビヨンドでのホームランを打ち飽きちゃったような子は、次のステージを見定めて木製に切り替えていくのもいいですね!

当店には少年用バットも品揃えしていますし、オーダーバットもお受けできます!

もしオーダーしたいな、と思われましたらどうぞお越しになってくださいね!

ラインでの連絡ももちろんOKです!

ラインはコチラから➡https://lin.ee/NOpXLP0

是非、思い出に残る楽しいお買い物をしてください!