スポーツショップ古内Instagramでリアルでレアな野球グラブをご紹介!
グラブについて

ご使用のミットが”浅くなってきた”と感じたら

それ、もしかしてミットの”変化”かもしれません

先日、あるお客様から「キャッチャーミットが浅くなってきてボールがしっかり収まらない」といったご相談を受けました。

このようなご相談は珍しいことではありません。特に使い込んだミットほど、形が変わってくるのは自然なことです。

ただし、今回のように「元々は深かったはずなのに、最近キャッチしづらくなった」といった声には、実は明確な原因があります。

それが、親指芯・小指芯を止めている紐の緩みです。


「浅さ」の正体と、見逃されがちな原因

キャッチャーミットには、「浅い型紙のミット」と「深い型紙のミット」が存在します。

しかし、今回のお客様のように「昔はしっかり捕れていたのに、最近なんだか浅い」と感じる場合、それはミットそのものの型紙の問題ではなく、経年使用による紐の緩みが原因となっていることがあります。

特に、親指芯止めの紐小指芯止めの紐は、ミットのエッジを支える重要な役割を果たしています。

この2本の紐が伸びてしまうと、革全体の張力に負けてポケットが平坦になり、結果的に”浅くなったように感じる”という現象が起こるのです。


プロが行う「紐の締め直し」

そこで今回、私はそのお客様のミットをお預かりし、紐の締め直しを行いました。

ポイントは、親指芯止めと小指芯止めの2点

この部分をしっかりと締め直すことで、芯材がしっかり立ち上がり、ミットのエッジに張りが戻ります。

その結果、

  • ポケットがしっかり深くなり
  • シルエットも美しくなり
  • 捕球時の安心感もアップ

と、まるで新しいミットに生まれ変わったかのような感覚に!

この調整は、一見地味ですが非常に効果的なメンテナンス方法の一つです。


あなたのミット、チェックしてみませんか?

「最近、キャッチミスが増えた」 「なんとなく、ボールが収まりにくい」 「新品の時の感覚と違う」

そんな風に感じたことがあるなら、もしかしたらそれは紐の緩みが原因かもしれません。

特にキャッチャーミットは、守備の要とも言える道具。

毎日のように使い込んでいれば、当然、ミットも疲れてきます。

でもそれを”寿命”だと諦める前に、一度、私たちにご相談ください。

私たちは、グラブの特性を理解したうえで、あなたのミットの状態を見極め、必要に応じて最適な調整を施します。

そして、あなたのプレーをもう一度、安心と信頼のあるものにします。

👉 グラブ修理サービス詳細はこちら

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

営業日カレンダー

最近の記事
おすすめ記事
  1. 10月の営業日のお知らせ

  2. 「お店に行く」という選択肢と「お店が来る」という選択肢。(告知)ワニクラMAX発売

  3. スポーツショップ古内のポイントアプリがLINEに変わって、もっと便利になりました!

  4. アナログとデジタルの融合で生まれた「人にしかできない時間」

  1. 木製バットが折れても心配しないで!

  2. グラブメンテナンス指南書

RECOMMEND

【お知らせ】

9月1日よりポイント会員アプリをラインアプリに引っ越しいたします。

 

9月1日より当店のレジを自動釣銭機に変更し、さらに決済方法にd払いや楽天Payが追加されました。

これによりさらに支払い方法が増え、お客様がお支払いしやすくなったと存じます。

 

人工芝で室内練習場を作りませんか?

更新日カレンダー

2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
TOP