SGマークのないヘルメットは使える?安全基準の見方
札幌市南区の野球専門店「スポーツショップ古内」店主・古内克弥です。
「このヘルメット、SGマークが付いていないけど使えるの?」——よくいただくご質問です。マークの意味と“安全の見方”がわかると、選び方も買い替えどきも迷わなくなります。
▼ 先に結論
SGマークは安全基準を満たした目印で、ヘルメットは衝撃吸収性試験に合格したものに付きます。試合ではSGマーク付きを使うのが基本。ヘルメットは硬ければ良いのではなく、当たると凹んで衝撃を吸収することが大切。一度大きくへこんだら、その箇所は買い替えましょう。
SGマークってそもそも何?
SG制度は、ケガにつながりやすい身のまわりの製品について、安全の基準を定めたしくみです。野球のヘルメットの場合は、頭への衝撃をきちんと和らげられるかを確かめる衝撃吸収性の試験があり、その基準を満たしたものにSGマークが付きます。つまりマークは、「安全のものさしをクリアした目印」と考えるとわかりやすいです。
- SGマーク=安全基準をクリアした目印
- ヘルメット=衝撃吸収性の試験に合格したものに付く
- 試合=SGマーク付きのものを使うのが基本
店主より:試験の基準は見直されることもあります。大会で使う前には、所属チームや大会のルールでSGマークの有無を確認しておくと安心です。迷ったら遠慮なくご相談ください。
硬ければ安全、ではありません
「硬いほど守ってくれそう」と思われがちですが、ヘルメットは硬すぎても柔らかすぎてもいけません。大事なのは「衝撃をどれだけ吸収できるか」です。
| かたさ | どうなる? |
|---|---|
| 硬すぎる | 衝撃が中で反響して頭に伝わり、脳を揺らしてしまう恐れ |
| 柔らかすぎる | 衝撃を受け止めきれず、守る役目を果たせない |
| ちょうどよい(基準内) | 当たると適度に凹み、頭への衝撃を吸収してくれる |
ボールが当たったときにヘルメットが凹んで衝撃を吸収する=いわば「安全に壊れる」こと。これが頭を守るしくみです。凹みは弱った証ではなく、身代わりになってくれた働きと考えてください。
よくある質問
Q. SGマークのないヘルメットは絶対に使えませんか?
A. 普段の練習などで使われている場合もありますが、試合では安全基準を満たすSGマーク付きを使うのが基本です。大会で使う予定があるなら、SGマーク付きをおすすめします。チームのルールもあわせて確認してください。
Q. 一度ボールが当たって凹みました。まだ使えますか?
A. 一度強い衝撃を受けて凹んだ箇所は、同じ場所にもう一度当たっても衝撃を吸収しきれません。凹みができたら、その役目を終えたサインです。再利用せず買い替えましょう。
まとめ
SGマークは衝撃吸収性の試験に合格した安全の目印で、試合ではSGマーク付きを使うのが基本です。ヘルメットは硬ければ良いのではなく、当たると凹んで衝撃を吸収する「安全に壊れる」ことが大切。一度大きく凹んだ箇所は守る力を使い切っているので、買い替えてあげてください。お子さんの頭を守る道具だからこそ、基準と買い替えどきを知っておくと安心です。
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古内克弥(ふるうち かつや)
札幌市南区の野球専門店「スポーツショップ古内」店主。野球用品メーカーでの勤務を経て、地域の野球少年・保護者・学生・社会人の道具選びをサポートしています。「売ること」よりも「その人に本当に合う道具を一緒に考えること」を大切に、グラブ・バット・メンテナンス用品まで、野球用品全般のご相談に応じています。




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