お盆を過ぎて残暑が残る中、32度もの熱気の中でこの大会決勝戦は開かれました。
この大会は、常盤公園野球場にて8月21日に開催され、その舞台は気温をさらに押し上げるほどの熱気に包まれました。
熱闘の決勝戦
決勝戦は、藤野中学校と澄川中学校の激しい対戦でした。3年生が卒業し、新たな顔ぶれで臨んだチーム同士の戦いは、緊迫感あふれるものでした。青春の一戦が繰り広げられる中、両チームの選手たちは勝利を目指して全力を尽くしました。
大きな声を掛け合う選手たち。
今回の大会で印象深かったのは、励ましの言葉が多かったことです。
ヤジが飛ぶこともなく、自分たちの実力で戦いあおうという気持ちがよく見える大会だったように思います。
試合は、藤野中学校が5-1で澄川中学校を破り、見事優勝を果たしました。
制球の取れたピッチングで、バッターを差し込むバッテリー。
確実な守備を披露する守備陣。
見ていて魅力的なチームでした。
優勝した藤野中学校
準優勝の澄川中学校
長い歴史と未来への期待
古内杯中学軟式野球大会新人戦は、なんと42回もの歴史を誇る大会です。この歴史の中で、多くの選手が自身の実力を試し、将来の可能性を信じるきっかけとなりました。過去には、大会で優勝しヒーローインタビューを受けた選手が、今でも野球を楽しんでおり、週に一度は試合に参加しているというエピソードもあります。
42回と言いますと、今このブログを書いている私(古内克弥:社長)よりも長い歴史を持っています(笑)
つまりは、この大会に最初に参加した方々は、55歳を超えている、ということですね!!!
歴史を紡ぐ、ということは簡単なことではありません。
しかし、この大会を運営してくださる南区中学軟式野球部の先生の皆様に運営をお手伝いしていただくことで、なんとか続けることができています。
子供たちの数が少なくなっているとはいえ、それでも私は部活があり続ける限りは古内杯を続けて、大会に参加する機会の創出と、我が子を応援する機会の創出、そして自分の実力を測る機会を作り続けたいと思っています。
ヒーローインタビューは藤野中学校野球部キャプテン阪本君
Q-1. この大会に出場する際の意気込みや目標は何ですか?
A-1.この前の全日本大会でもいい結果出してたので、いい雰囲気で大会に臨めました。大会に臨む前からも優勝するぞって言うことをしっかりと目標にしていました。去年の秋季大会からの二連覇を目指しました。
Q-2. チーム全体の雰囲気や仲間との関係について教えてください。
A-2.チーム同士のいがみ合いもなくて、お互いにいいところも悪いところも声をかけてかけられるいいチームです。 負けてる時も声をかけられるいいチームです!
Q-3. 個人的に克服した困難な瞬間やチャレンジは何でしたか?
A-3.一回ストレートがあまり走らなくてストライクが入らなかったことがあったけども、監督に下半身の使い方を教えてもらって、そこからいいストレートが投げれる様になりました。
Q-4. チームメイトや監督、父母の皆さんからのサポートについてどう思いますか?
A-4.父母の皆さんには勝った時の盛り上がりや、負けている時も声をかけてくれました。感謝しています。 仲間たちも常に声をくれるし、監督からもアドバイスをいただけて力強いです。
Q-5. 今後の野球選手としての夢や目標はありますか?
A-5.しっかり自分の能力を発揮して、仲間との野球を楽しんで、これからの自分の人生、ずっと野球と関わって生きていきたいなって思っています!
力強くインタビューに答えてくださいまして、ありがとうございます!!!
未来への期待と感謝の気持ち
古内杯中学軟式野球大会は、選手たちにとっての貴重な経験と成長の場となったと思います。未来の高校野球選手としての道が開ける一方、これからも大会の歴史と魅力をつないでいきたいと考えています。
最後に、この素晴らしい大会を支える選手たち、観客の皆さん、そして関係者の方々に深くお礼申し上げます。
また、いつもこの会場の設営と整備を一生懸命にやってくれる常盤中学校野球部の皆さんにも感謝いたします。
どうもありがとうございます。