投手用グラブとキャッチャーミットは何が違う?特徴の見分け方
札幌市南区の野球専門店「スポーツショップ古内」店主・古内克弥です。
「投手用グラブとキャッチャーミットって、見た目以外に何が違うの?」——よくいただくご質問です。それぞれの“役割”を知ると、見分け方も選び方もぐっとわかりやすくなります。
▼ 先に結論
グラブはポジションごとに役割が違い、形も変わります。投手用グラブは球種のクセを隠すために指先がカバーで覆われ、握る力を逃さない厚い芯が特徴。キャッチャーミットは投手から見やすいよう大きく、衝撃を受け止めるために非常に硬く厚いパッドでできています。役割を知れば、ひと目で見分けられます。
グラブはポジションごとに役割が違う
ひとくちに「グラブ」と言っても、守る場所によって求められる働きが変わります。だから形も大きさも、それぞれに合わせて作られています。
- 投手用グラブ=球種のクセを隠し、しっかり握る
- 内野手用グラブ=素早く握り替えて速い送球につなげる
- 外野手用グラブ=広い守備範囲で大きな打球を捕る
- キャッチャーミット=速い球を受け止め、手を守る
- ファーストミット=送球を確実に捕る
店主より:近年は同じポジション用でも複数のパターンに細分化されています。まずは「投手用・キャッチャー用」という大きな違いを押さえると、お店で見比べたときに迷いません。
投手用グラブの特徴
投手用グラブは、内野用より少し大きく、外野用よりは小さめのサイズが基本です。マウンドで「いい仕事」をするための工夫が、形のあちこちに詰まっています。
- フィンガーフード(指カバー):指先が覆われていて、握っているボールや球種のクセを相手に見せない
- 厚めの芯:しっかり握ったときに力を逃さず、安定して投げられる
- ほどよいサイズ感:内野用より大きく、外野用より小さめでコントロールしやすい
店主より:指先がふさがっている(フィンガーフードがある)のが、投手用を見分けるいちばんわかりやすいポイントです。
キャッチャーミットの特徴
キャッチャーミットは「ミット」と呼ばれ、指の分かれたグラブとは形そのものが違います。速い球を毎球受け止め、捕手の手を守るための作りになっています。
- 大きく丸い形:投手から的(まと)として見やすい
- 広く厚いパッド:手を守るため、非常に硬く作られている
- 捕球面全体の「アンコ」:詰め物が衝撃を吸収し、耐久性も高める
| ちがい | 投手用グラブ | キャッチャーミット |
|---|---|---|
| 形・指先 | 指が分かれ、フィンガーフードで指先を覆う | 指が分かれず、大きく丸い |
| 硬さ | 厚い芯でしっかり握れる | パッドが厚く非常に硬い |
| 主な役割 | 球種のクセを隠し、握る力を逃さない | 衝撃を吸収し、手を守る |
素材はどちらも革や合成皮革が中心で、内側にムートン(羊毛)が入るものもあります。
よくある質問
Q. 見た目だけで投手用とキャッチャーミットを見分けられますか?
A. はい。指先がカバーで覆われていれば投手用、指が分かれず大きく丸い形ならキャッチャーミットです。慣れればひと目でわかります。
Q. なぜキャッチャーミットはあんなに硬いのですか?
A. 速い球を毎球受け止めて捕手の手を守るためです。広く厚いパッドと捕球面全体の「アンコ」が衝撃を吸収し、硬いぶん耐久性も高くなっています。
まとめ
投手用グラブは「球種のクセを隠して、しっかり握る」ための道具。キャッチャーミットは「速い球を受け止め、手を守る」ための道具です。指先のフィンガーフードか、大きく丸い形か——役割を知れば見分け方も選び方も迷いません。次は内野手用・外野手用の特徴もあわせてどうぞ。
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古内克弥(ふるうち かつや)
札幌市南区の野球専門店「スポーツショップ古内」店主。野球用品メーカーでの勤務を経て、地域の野球少年・保護者・学生・社会人の道具選びをサポートしています。「売ること」よりも「その人に本当に合う道具を一緒に考えること」を大切に、グラブ・バット・メンテナンス用品まで、野球用品全般のご相談に応じています。




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