中学硬式に入るならどんなグラブを用意すればいい?
札幌市南区の野球専門店「スポーツショップ古内」店主・古内克弥です。
「中学で硬式チームに入るのですが、グラブはどんなものを用意すればいいですか?」——よくいただくご質問です。まずは硬式と軟式の“違い”を知ると、選び方の道筋が見えてきます。
▼ 先に結論
硬式と軟式の一番の違いはボールです。硬式グラブはその硬いボールを受け止められるよう、しっかりした革で作られています。ポジションが未定ならオールポジションタイプ、決まっているならポジション特化型が選択肢。学生野球は単色が原則です。迷う段階なら焦らず、まずは手にはめて確かめるのが確実です。
硬式と軟式、まず違うのは『ボール』
硬式と軟式の一番の違いは、使うボールにあります。硬式ボールはコルクの芯を糸で巻き、その上を牛革で覆った“硬いボール”。軟式ボールのようなゴム製とは、当たったときの衝撃がまるで違います。
この硬いボールをしっかり受け止めるために、硬式用のグラブは作りが変わってきます。次の項で、グラブそのものの違いを見ていきましょう。
硬式グラブと軟式グラブの違い
硬式グラブも軟式グラブも、主な素材は牛革です。同じ牛革でも、グラブに使う“部位”が違うのがポイントになります。
| 硬式グラブ | 軟式グラブ | |
|---|---|---|
| 使う革 | 厚みがあり、きめの細かい部分 | 比較的やわらかい部分 |
| 向くボール | 硬いボールをしっかり受け止める | ゴム製の軟式ボール向き |
| 使い始め | 硬めで、型付け・慣らしが大切 | はじめから比較的やわらかい |
使う革の部位が違うため、同じメーカーでも硬式用のほうがつくり込みは入念になります。中学で硬式チームに入るなら、基本は硬式用のグラブを用意するのが安心です。
店主より:「軟式で使っていたグラブを硬式でも使えますか?」というご質問もよくいただきます。硬いボールを受けるとなると、やはり硬式用が安心です。お持ちのグラブで迷うときは、一度実物を見せていただければ判断できます。
ポジションが決まっている?まだ迷っている?
グラブ選びは、ポジションが決まっているかどうかで考え方が変わります。
- ポジション未定なら:どこでも使いやすいオールポジションタイプ(単色・細かい網目・同色のヒモなど)が無難です。
- ポジションが確定しているなら:そのポジションに合わせたポジション特化型も選択肢に入ります(投手用・内野手用・外野手用・ミットなど)。
- まだ硬式か軟式かも迷う段階なら:焦って買わなくて大丈夫。守備手袋や当て革加工で当面しのげる場合もあります。
店主より:入団直後はポジションが流動的なことも多いです。決め切れないうちは、まずオールポジションタイプから入って、ポジションが固まってきたら次の1枚を考える——そんな進め方もおすすめです。アイピーセレクトのオールポジションタイプなどが例として挙がります。
よくある質問
Q. 色はどんなものを選べばいいですか?
A. 学生野球は単色が原則です。ヒモまで同じ色でそろえた単色タイプを選んでおくと安心です。配色のルールは大会や年度によって確認が必要なこともあるので、迷ったらお気軽にご相談ください。
Q. 手がまだ小さいのですが、大人用しかありませんか?
A. 手が小さい場合は小型モデルもあります。たとえばドナイヤの山田哲人小型モデルなど、選択肢は意外と広いです。最終的には手にはめて確かめるのがいちばん確実です。
まとめ
中学硬式のグラブ選びは、まず硬式と軟式はボールが違うこと、そして硬式グラブはその硬いボール向けの革で作られていることを押さえるところから。ポジション未定ならオールポジションタイプ、確定ならポジション特化型、色は単色が原則です。迷う段階なら焦らず、守備手袋や当て革で代用しながら、最後は手にはめて選べば失敗しにくくなります。
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古内克弥(ふるうち かつや)
札幌市南区の野球専門店「スポーツショップ古内」店主。野球用品メーカーでの勤務を経て、地域の野球少年・保護者・学生・社会人の道具選びをサポートしています。「売ること」よりも「その人に本当に合う道具を一緒に考えること」を大切に、グラブ・バット・メンテナンス用品まで、野球用品全般のご相談に応じています。




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